音楽聴きながら!リラックス美容タイム‼

ヒーリング(healing)を辞書で引くと修復や治癒、回復と記載されています。




ヒーリングミュージックとはその名の通り、音楽を用いて疲れた心や身体を癒す(ヒーリング)手法として、最近では科学的にも高い効果があると実証されているとても注目されている現代人にはなくてはならない音楽療法の一つとなっています。





音楽は脳が受け止め体のリズムを整える。




多くの人は緊張している時に聴く音楽はこのアーティストの曲、どうしてもテンションを上げたい!という時に聴く曲はこのアルバム、そして気持ちをリラックスさせたい時に聴く曲はいつもコレ!など、その時の気分や目的によって聴く音楽を変えらえる人も多いかと思います。




人間の身体には、心拍数、代謝量、体温、呼吸など、本来どれも違ったリズムを持っており、それを脳が司令塔となり一定のリズムを作っていると作られていると言われています。





悲しい時にバラードを聴くと一層悲しみがこみ上げてきたり、朝気分が冴えない時にアップテンポの曲を聴くと頭が冴えてくるのも、音楽のリズムを受信した脳が反応し、その波長に合わせて体のリズムが整えられているからだと考えられます。




音楽によってはα(アルファ)波の割合が高くなる!?




「α(アルファ)波」という言葉を聞いた事がある方も数多くいらっしゃるかと思います。




「α波」とは、人間の脳が発する脳波の波形を示す名称の1つです。




脳波からα(アルファ)波が多く出る事によって、脈拍数は遅くなり、呼吸数も段々と減って行き、自然とリラックス(脱力)した状態となります。




もっとも分かりやすい例は、休息している時など。人は休息している時α波の占める割合が非常に高くなります。




また、α波が多く出ると、直感が冴え、今まで思いつかなかった閃きを得たり、様々な問題に対する解決能力や仕事への集中力が高まるとも言われております。





そして、音楽を聴く時にもα波の割合が高くなる場合があります。





メロディーだけでなおかつ、静かでゆったりとしたテンポの音楽を聴くことによって、脳波がα波に変わって、α波の占める割合が高くなる事が判明しています。




音楽を聴くと体内のコルチゾールレベルが低下





コルチゾール』とは、ストレスホルモンの1種で、人間が外部からストレスを感じた時に分泌される物質です。





コルチゾール』が分泌されると筋肉への血流を増やしたり、また血圧を上げる働きもあります。





誤解しないで欲しいのですが決して悪いホルモンというわけではありません。




ただ、過度なストレスを常に受けるような環境下で生活すると、コルチゾールレベルが常に高くなってしまい、心や体に悪い影響を及ぼす場合もあります。





そして、音楽には、このコルチゾールというストレスホルモンの分泌を抑える働きがあり、音楽を聴く事によって結果的に気持ちが落ち着きリラックスするという効果が得られるのです。





実際に医療現場では、音楽とストレスホルモンに関わる実験が行われており、手術を控えた患者さんへ手術前に好きな音楽を聴かせた場合は、聴かない場合に比べて、圧倒的にストレスホルモンの数値が低く、分泌が抑制されたという報告も数多く発表されているようです。





人間の脳内エネルギーの約90%は音から生産されている





フランスの医師アルフレッド・トマティス音響心理学者で言語学者でもある)の研究結果で、耳に聞こえない音(音域)も、人間にとってきわめて重要な影響を及ぼしている事が分かって来ました。





脳のエネルギーの元になる音は高周波音だとトマティスは言います。




その脳によい高周波音を沢山含んだ音楽を脳が聴くと、人間の精神活動を活発にし、時に疲弊した心と身体を癒し、脳に新たな活力を与えてくれるようです。





確かに、元気がない時や落ち込んだ時にお気に入りの曲を聴くと自然と少し気持ちが楽になったり、立ち上がる気力さえも無かったのにまたやる気が湧いて来たりする事がありますよね。





リラックス出来る自分が好きな曲を聴きながら美容タイムもいやしになりますよね黄ハート