就寝前にカモミールティー飲んで深い睡眠を‼

カモミールは世界中で最も親しまれてきたハーブかも知れませんね。古代エジプトの時代からすでに薬草として利用されていました。



日本ではカモミールよりも「カミツレ」という名で親しまれてきました。リラックスできるお茶としてよりも薬としての側面が強かったようです。



カモミールにはジャーマンとローマンの2種類あるひまわり


 

ジャーマンカモミール


 

科名:キク科


 

学名:Matricaria recutita/Matricaria chamomila



ローマンカモミール


 

科名:キク科


 

学名:Anthemis nobilis


 

ハーブティーとして飲まれているのはジャーマンカモミールです。



ローマンカモミール精油で利用されることが多いです。ローマンカモミールはお茶にすると苦くなり、あまり美味しくないそうです。



カモミールの健康と美容に対する効果効能




カモミールがリラックスできるだけでなく、私たちの心と体に様々な効果があります。



 

甘い香りでリラックスできる安眠効果


 

ジャーマンカモミールはよく「青リンゴの香り」と評されるように、とてもフルーティーな甘い香りがします。


 

この香りに鎮静効果があり、イライラや疲労を鎮めてくれます。



 

それによって寝つきが良くなる安眠効果も期待できるのです。



 

疲労がたまってよく眠れない



 

ストレスで寝つきが悪い



 

寝つきが悪くて寝た気がしない



 

という時には、寝る前に1杯カモミールティーを飲んでから寝るといいですね。

 

 

温かいハーブティーを飲めばお腹も温まり、自律神経の副交感神経が優位になってよりリラックスできるでしょう。




アズレンの抗炎症作用が皮膚や粘膜を守る




自然療法大国であるドイツでは、濃いめに淹れたカモミールティーをマウスウォッシュとして使ったり、歯肉炎や口内炎の治療に使ったりします。



カモミールは胃の粘膜を保護する働きもあるので、実は消化器系にもいいんです。



 

カモミールティーでリラックスしながら胃腸を穏やかに回復させるといいですね。



 

身体を温めるので風邪の初期症状にも



 

カモミールには身体を温めて発汗させる効果もあるので、風邪の引き始めにおすすめです。



 

症状がひどくならないうちにカモミールティーを飲んでゆっくり休むことで、風邪の初期症状を緩和する効果が期待できます。



 

アレルギー症状の緩和にも



 

カモミールティーを飲むことで、花粉症などのアレルギー症状を和らげる効果があるとされています。



 

お茶の蒸気を吸い込むだけでも、鼻づまりなどが楽になりますよ。



 

ただし、花粉症の中でもブタクサアレルギーの方は要注意!



 

ブタクサはカモミールと同じキク科の植物なので、逆にアレルギー症状が出てしまいます。



 

カモミールティーの美味しい淹れ方・飲み方



 

1杯分のお茶の淹れ方


 

 

ドライハーブ山盛り1杯に熱湯を150ml入れます。


 

 

3分ほどおいたら出来上がり。


 

 

ティーポットを使ってもいいですし、一人分なら茶こしのついたハーブティー用のカップもありますので、それを使うと後片付けも楽ですよ。


 

もしハーブティーに慣れていなくて飲みづらいと感じたら、


 

 

ミルクを入れる


 

 

蜂蜜をプラスする


 

 

などアレンジすると飲みやすくなるでしょう。蜂蜜を入れるとお子さんでも飲みやすくなります。


 

 

紅茶とブレンドしても美味しいのですが、こちらはカフェインが入ってしまうので寝る前のお茶よりは3時のお茶に向いていますね。


 

 

カモミールティーでリラックスしましょうね黄ハート